マナーと知識

【御朱印めぐり】御朱印をいただく時のマナーや注意点、保管方法は?

数年前から御朱印集めがブームとなり、特に若い女性の神社参拝が増えていますよね。

神社よりも御朱印に先に興味を持った方は、御朱印や神社に対する考え方などがわからないまま、神社で知らず知らずのうちに失礼な振る舞いをしてしまっていることもあるかもしれません。(悪気がなくても)

せっかくありがたい場所でありがたいものを頂くのです。しっかりマナーを守った方がいいに決まっています。

今回は、これから御朱印を集めたい、最近御朱印を集め始めた、そんなあなたに向けて御朱印の頂き方や、頂く際のマナーについて簡単にご紹介します。

そもそも御朱印って?

大宮八幡宮の御朱印

簡単にご説明すると、その神社に訪れたという参拝証のようなものです。

上の写真にあるように押印の他に、参拝した日付や寺社名、御祭神、御本尊の名前などを書いてくださる、もしくはあらかじめ書いてある書き置きをくださるところが一般的です。

中には季節(期間)限定御朱印や、行事限定、天気によって変わる御朱印もあり、SNS上でも話題になっていますよね。

ちなみに御朱印をいただくことを「拝受(はいじゅ)する」といいます。

御朱印帳が必須

大宮八幡宮の御朱印帳

御朱印をいただく時は基本的に御朱印帳に書いていただきます。

御朱印帳は神社によって様々なデザインがあり、時には限定コラボ御朱印帳なども出ますので、好みのデザインで選ぶのよし、自分にゆかりのある神社のものを拝受するもよし、これから長い付き合いになる御朱印帳です。お気に入りの一冊を見つけましょう。

御朱印帳は神社で拝受することができます。大きな神社ならだいたい置いてあります。

最近は御朱印専門のショップなどもできていますよね。

私は神社で拝受する派ですが、専門ショップには種類豊富で可愛いものがたくさんあるので「御朱印帳は神社で!」というこだわりがなければチェックしてみても楽しいと思います。

ちなみに私は、各県ごとに御朱印帳を変えて管理しています。都道府県限定や、その都道府県の大きな神社で御朱印帳を拝受することも楽しみの一つです。

御朱印を拝受するタイミング

TSUBASAのプロフィール

基本的に参拝を済ませた後です。

私の解釈ですが、御朱印はその神社に参拝した証のようなものです。

やはりまずはきちんとご挨拶をしてから拝受するのが適切です。

神社によっては社務所が混み、待ち時間がある時に限って、先に御朱印帳を預けてその間に参拝を済ませることを推奨しているところもありますので、わからない場合は神社で尋ねるといいと思います。

また大きな神社だと、他のゆかりのある神社の御朱印も一緒に拝受できることも珍しくありません。もし先に他の神社の御朱印を拝受する場合、その後必ずその神社にも参拝しましょう。

・最近はスタンプラリー感覚で御朱印を集める方もいます。参拝をせず御朱印だけ拝受して帰るのは絶対にやめましょう。本末転倒です!!御朱印目当てで神社に訪れたとしても必ず参拝し、ご挨拶、感謝を伝えましょう。

・拝受した御朱印や御朱印帳を転売したり、買ったりなんてもってのほかです!その御朱印に本来の意味はありません。

御朱印の頂き方

大宮八幡宮の御朱印帳

実際に頂く際の手順や注意点です。

お声がけ

社務所が開いている時間に行き、「御朱印をお願いいたします」「御朱印を拝受したい(頂きたい)のですが」とお声がけします。

小さな神社だと、社務所が無人でインターホンで呼ぶ場合、近くにある宮司の自宅にもらいに行く場合もあります。

特に宮司の自宅に行く場合、時間帯など失礼のないよう気をつけましょう。
時間の目安としては「通常の社務所が開いている時間+昼食時間は避ける」です。

御朱印帳の渡し方

御朱印が欲しいページを開いた状態で「ここにお願いします」と欲しい場所を明確に伝えます。

番号札をもらい、待つ

基本的に御朱印帳をお渡しすると、番号札がもらえます。
並んでいる人が他にいなくても直接書いてくださる時はある程度の時間がかかります。
呼ばれるまでなくさないようにしましょう。

まだ参拝を済ませていない場合(本来は参拝が先です)は、この時間に参拝を済ませ、その後、渡されていた番号札をお返しして、御朱印帳を受け取ります。

御朱印帳が自分のものか、お願いした御朱印と同じものが書かれているかもその場でチェックすることをおすすめします。

本当に稀ですが御朱印帳の取り違えなどを防ぐためです。

御朱印帳を忘れた場合

御朱印帳を忘れても、通常の御朱印帳のページと同じサイズの用紙に予め書いてくださっている「書き置き」をいただけるので心配ありません。
持ってきていない旨をお伝えすれば大丈夫です。

ただし転売の心配があるような御朱印が人気の神社さんだと、書き置きでも御朱印帳に貼ってお渡しの場合があり、御朱印帳がないと拝受できないこともあります。

そういう時は出直すか、その神社さんの御朱印帳を拝受しましょう。

このやり方をしている神社さんは公式ホームページに注意書きがあったりしますので事前にチェックするとより安心です。

その他:注意点

ここでは、絶対ではないですが、こうしたほうが良いですよ、といった内容をご紹介します。

お釣りがないように

初穂料を払う時はなるべくお釣りが出ないようにしたほうが良いようです。

初穂料はだいたい300円か500円の所が多いです。

私はお釣りが出る場合は、「お釣りは結構です」とお伝えしています。

初穂料は両手で渡す

そもそも初穂料は神様にお供えするお金のこと。御朱印を拝受する際にお支払いする初穂料は、感謝の気持ちも込めて両手で渡すとより良いと思います。

お礼はしっかりと

これは人として当然のことですが、たとえ時間がなく急いでいたとしても、待ち時間が長かったとしても、きちんと感謝の気持ちをお伝えしましょう。

ごく稀に「書き置きしかないのか!」「書き置きでも御朱印帳に貼って!」「まだできないの?」などと要望や文句を言う方がいるそうですがありえません。
社務所はサービス業ではありません。私たちが「ありがたくいただく側」ということを忘れないようにしましょう。

その他の疑問

神社とお寺、両方の御朱印を集めている方が抱きやすい疑問、「神社と寺の御朱印帳は分けたほうが良い?」についてです。

神社と寺院を1冊の御朱印に混ぜて拝受する事は問題ありませんし、ほとんどの寺社では問題なくお受けできます。なのでこれに関しては完全に個々の好みの問題です。

ただし、ごく稀に断られることもあるそうです。

御朱印帳の保管方法

御朱印を集めている方なら、御朱印帳を数冊持っている方、御朱印帳自体を集めている方もいらっしゃると思います。

御朱印帳は雑に扱って良いものではありません。

専用のケースに入れたり(御朱印帳専用木箱なども売っています)、本棚に並べたり、神棚に置いたり、大切に扱いましょう。

また御朱印帳自体が傷ついたり汚れたりしないよう、御朱印帳を拝受する際は一緒に御朱印帳袋も買うことをおすすめします。バッグの中にそのまま入れると傷みやすいです。

いただいたことで満足するのではなく、その後も大切にしましょうね。

まとめ

少し長くなりましたが、以上です。

いろいろ書きましたが、大切なのは「感謝」と「敬意」だと私は思っています。

ルールというと小難しくなるし、身構えてしまいますが、お招きいただいた神社に感謝し、心を込めて書いてくださった神職の方に感謝し、御朱印にも敬意を持つ。

人としてご挨拶も忘れずに。

そうしたら何も知らなくても失礼なことにはならないと思うんです。

皆様の御朱印集めがより良いものになりますように。