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【櫛田神社】博多の総鎮守!700年の歴史を持つ神社と博多祇園山笠

櫛田神社の入り口

今回ご紹介するのは、福岡市に住んでいて、知らない人はいない!地域に密着し、地域の人々に愛され続ける博多の総鎮守、お櫛田さんこと櫛田神社をご紹介します!
福岡出身私にとって、思い入れの強い神社です。

【福岡県 博多区】櫛田神社(くしだじんじゃ)とは?

櫛田神社の入り口

福岡に住んでいてまずこの神社を知らない人はいないと断言できます。
神社好きでなくとも、知っている神社です。

「お櫛田さんに何ばお願いしたとね?」
「なーいしょ!ほうせいさんはー?」
「そりゃ内緒くさー。」

という有名なCM(銘菓博多通りもん)もあり、全国的にも知られる博多の大きなお祭りもこのお櫛田さんが中心だったりします。

ちなみにそのCMはこちら。

中洲という有名な飲み屋街や、オフィス街、キャナルシティという地元民と観光客が集まる複合施設からもすぐ目と鼻の先とあり、日常の一部として参拝に行く人も多い、まさに地域に愛される神社です。

縁起

博多の総氏神様としては最古の歴史があり、大幡主大神(櫛田宮)、天照大神(大神宮)、素戔嗚命(祇園宮)が祀られています。
以前は三つのお社にそれぞれ祀られていたそうですが、今は櫛田神社に並んで鎮座しています。
大幡主大神は天平宝字元年(757年)、孝謙天皇(こうけんてんのう)の託宣(神が人にのり移ったり、夢に現れお告げなどを伝えること)によって鎮座され、素戔嗚命は天慶4年(941年)藤原純友(ふじわらのすみとも)の乱の際、戦勝奉賽のために勧請されたそうです。
天照大神の奉祀に関してはあまりにも古くはっきりしていないそうです。

御祭神

櫛田神社

【正殿】大幡主大神(おおはたぬしのおおみかみ)
【左殿】天照大神(あまてらすのおおみかみ)
【右殿】素戔嗚命(すさのおのみこと)

このお顔ぶれで正殿に櫛田大神である大幡主大神が鎮座されているのがまた凄いところ。

大幡主大神とは、伊勢国松坂の櫛田神社から歓請した神とされています。
別名を大若子命(おおわくごのみこと)といい、天之御中主(あめのみなかぬし)の19世の子孫であり、伊勢の皇大神宮(こうたいじんぐう)の神主一族の渡会氏(わたらいうじ)の祖神です。

ご利益

・縁結び
・商売繁盛
・夫婦円満
・不老長寿

櫛田神社の中でもパワースポットとして有名なのが、不老長寿のご利益があるとされる霊泉鶴の井戸です。

この井戸は長い間神聖なものとされ、井戸水を口にするときに一口目は自分の不老長寿、二口目は家族の不老長寿、三口目は親類縁者の不老長寿を願うのが正しいいただき方です。

櫛田神社のお祭り 博多祇園山笠

櫛田神社

櫛田神社では年間を通して大きな神事や祭事が数多く執り行われていますが、この神事なくしては櫛田神社を、いや博多を語ることはできません!

博多祇園山笠

全国的にも有名な博多祇園山笠は700年以上続く櫛田神社の奉納祭事です。
来場者は全国、いや全世界から毎年300万人が訪れる大規模なお祭りです。

ちょっと語弊がありますがめちゃくちゃ簡単に説明すると、地域ごに別れ、選ばれた男たちが地域の山笠(神輿のようなもの)を担いで水を撒き散らせながら大声で街中を走り、そのタイムを競います。

早朝4時59分にスタートする追い山は本当に凄いですよ。

町全体のあの異様な活気、重さ1トンの山(山笠。どでかい神輿にも似たもの)を締め込み(ふんどし)姿の男たちが汗を撒き散らし、雄叫びをあげながら舁き(担ぐのような意味)、通行止になっている車道を走り過ぎて行くあの姿は、何にもかえがたい興奮を味わうことができます。
身体中の毛穴がブワッと開く感覚です!
毎年大勢のけが人が出るほど激しい神事です。

この日、私を含む地元民は夜中から場所取りで並び、大混雑した見物客にもみくちゃにされながら、大声で応援し、山を焼くところまで見届けて満身創痍で朝方に家に帰り、そのまま支度して仕事に行くので、みんな寝不足で仕事中はうとうとする1日となります。これもまた博多祇園山笠の風物詩のひとつ!笑

ちなみに舁く山笠は通称「七流れ」と呼ばれる、千代流、恵比須流、土居流、大黒流、東流れ、中洲流、西流の各流があります。

舁く山男に選ばれると、山笠期間中は街に飾っている山笠の見張り(24時間体制)、きゅうり断ち(きゅうりを食べてはいけない)、女人断ち(女性との接触をしてはいけない)などの断ちごとを守らなければいけませんし、立場によってはその期間は仕事もできませんが、それでも大変名誉なこととされ、選ばれると家族も大喜びです!

ちなみに気になる方はこちらの動画をどうぞ!
この動画は櫛田入りの映像ですが、街中を走る時はもっとすごいんです!


(朝日新聞さんがアップしていた動画です)

起源

その昔に博多に駅行が流行した際に、承天寺の開祖、聖一国師が祈祷水をまいて博多の街を清めて疫病退散を祈願されたことからと言われています。
祭りの期間は毎年7月1日から7月15日までで、福岡市内には14箇所に飾り山が設置され、驚くほど多くの観光客で賑わいます。

飾り山が設置されると同時に各飾り山周辺には屋台も出ますし、その年の山笠を舁く(担ぐ)山男たちが自分たちの流の名称が入った法被に締め込み姿で街を歩き始めるので、博多の町全体が活気付きます。

境内の社殿

櫛田神社の境内の様子

櫛田神社の境内には沢山の社殿が鎮座しています。

櫛田神社の社殿に鎮座している神社一覧

これだけの神社を一社一社巡るのは大変ですが、境内はとても空気が良く、いるだけで気持ちがいいのでぜひご挨拶してみてくださいね。

楼門の干支恵方盤

櫛田神社の入り口

この立派な楼門をくぐる時に上を見上げてみてください。
知らない方も多いのですが、この楼門の天井には干支恵方盤が吊り下げられています。

櫛田神社の干支恵方盤

外側には十二支、内側には東西南北の方位が示されていて、矢印はこの年の縁起の良い方位(恵方)を指し示しています。
毎年大晦日に矢印を回転させて新しい年の恵方を示すという珍しい干支暦なんですよ。

御朱印帳

みなさんにぜひお勧めしたいのが櫛田神社の御朱印帳!

櫛田神社の御朱印帳

真ん中と左の御朱印帳は先程お話しした博多祇園山笠の御朱印帳。躍動感と豪華爛漫さが伝わってくる御朱印帳です。

そして右の御朱印帳!!!これは福岡で知らない人はいない、にわかせんぺいの御朱印帳!!

「こらけんじ!また喧嘩したっちゃろ!はよ断りばゆうてきんしゃい!はよ!」
「♪たまにーは喧嘩にまーけてこーい♪」
「ごめーん。」

の超有名なCMでおなじみです。

にわかせんぺいCM↓

観光として福岡にいらっしゃる方はぜひ記念に!!
地元愛が強い方もぜひ!

御朱印

櫛田神社系内には沢山の神社が鎮座していますが、御朱印がいただけるのは櫛田神社の一社のみ。それがこちらです。

櫛田神社の御朱印

文字の種類は二つあり、指定することもできますよ。

初穂料:300円
拝受時間:10:00~17:00

 行き方・詳細

行き方(アクセス)

櫛田神社は観光地に囲まれた場所、福岡市内一の繁華街にあるのでアクセスがしやすいです!

・地下鉄「祇園駅」より徒歩5分
・地下鉄「中洲川端駅」より徒歩5分
・西鉄バス「キャナルシティ前」より徒歩2分
・福岡都市高速呉服町ランプより5分

福岡市中心部に泊まっているのであれば、わざわざ地下鉄やバスを使わなくても天神や博多駅からも歩いて15分圏内です。

住所:〒812-0026 福岡市博多区上川端町1-41

周りには中洲の屋台通りや、複合施設キャナルシティもあるので効率よく観光地をまわることができます。

詳細

櫛田神社
住所:〒812-0026 福岡市博多区上川端町1-41
電話番号:092-291-2951
最寄駅:地下鉄祇園駅・中洲川端駅・西鉄キャナルシティ前
社務所:10:00~17:00
御朱印:あり
初穂料:300円
駐車場:あり(100台)

皆様の神社巡りが良いものになりますように。